COLUMN
大阪電子専門学校コラム
「AO入試の面接が不安…」というあなたへ。専門学校の先生はここを見ています。
2025.07.11
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はじめに
AOエントリーを考えている高校生へ
本校では2026年度募集AO入試のエントリーか始まっています。
(2025年6月2日〜2025年9月30日まで)
「AO入試を考えているけど、面接ってなんだかこわそう…」
そう感じている高校生も多いのではないでしょうか。
“面接”と聞くと、「スラスラ話せないとダメなの?」「マナーが完璧じゃないと落ちる?」といった不安を抱いてしまいがちです。
でも実は、専門学校のAO入試における面接は、あなたの考えや気持ちを知るための対話の場なんです。
このコラムでは、面接でよく聞かれることや、先生たちがどんな点を見ているか、準備のコツなどをわかりやすくご紹介します。
不安を少しでも減らして、前向きにAO入試に臨めるようにお手伝いできればと思います。
面接の目的は「あなたを知ること」
AO入試の面接で、先生たちが一番知りたいのは「あなたという人」です。
これは決して、あなたの成績や話し方の上手さをジャッジするためではありません。
むしろ、「どんな気持ちでこの学校を選んだのか」「将来にどんな思いを持っているのか」など、
今のあなたの“素の姿”や“考え方”を聞かせてもらう場なんです。
「うまく話せるか」より「正直に話せるか」
よくある誤解として、「面接ではハキハキと完璧に話せないといけない」と思っている人がいますが、それは違います。
言葉が詰まってしまっても大丈夫。話す順番を間違えても大丈夫。
「どう伝えたらいいか分からない」と言ってくれても、先生たちはちゃんと聞いてくれます。
大切なのは、自分の気持ちを自分の言葉で伝えようとする姿勢。
むしろ取り繕った言葉より、ちょっと不器用でも「正直な気持ち」を話してくれる方が、ずっと心に届くのです。
面接で緊張するのは当たり前。先生たちもそれを分かったうえで、リラックスできるように質問してくれます。
だから、完璧を目指す必要はありません。
話すスピードが遅くてもいいし、途中で考え込んでもいい。
あなたらしい言葉で、少しでも「自分のことを知ってほしい」と思ってくれたら、それはもう立派な“面接の成功”です。
面接官の先生は「敵」じゃない
面接官をしている先生たちは、実際に教壇に立ち、学生たちと日々関わっている人たちです。
「どんな学生と一緒に学びたいか」
「どんなサポートがあれば、その人の力を伸ばせるか」
そんな視点であなたと向き合っています。
つまり、面接は“評価する場”ではなく、“あなたとこれからの学びを一緒に考える時間”。
「この人なら頑張れそうだな」「うちの学校に合っていそうだな」と思ってもらえることが、何より大事なのです。
よくある質問は「あなた自身」に関すること
AO入試の面接で聞かれる内容は、難しい専門知識や学力テストのような質問ではありません。
聞かれるのは、あなたがこれまでどんなことに興味を持ち、これからどんなことに挑戦したいかという、“あなた自身”についての質問です。
これはつまり、「事前に完璧な答えを準備しなくても、自分のことを素直に話せればOK」ということ。
では、具体的にどんな質問があるのでしょうか?そして、どんなふうに考えておくと安心できるのでしょう?
例1:なぜこの学科・分野を選んだのですか?
この質問はとても定番ですが、「興味を持ったきっかけ」を聞かれるものです。
たとえば:
「子どもの頃から機械を分解するのが好きだった」
「パソコンを使ってゲームを作る人に憧れていた」
「進路を考えたときに、将来性があって面白そうだと思った」
…など、どんなきっかけでも大丈夫。
大事なのは、“自分の言葉”で話すことです。最初は「なんとなく興味があって…」でもOK。
そこから少しずつ深掘りして、自分なりの理由を見つけましょう。
例2:将来、どんな仕事をしたいですか?
「まだ決まっていません」と言う人も多いですが、それでも問題ありません。
学校の先生が知りたいのは、「どんな方向に進みたいと思っているか」「どんなことをしてみたいと思っているか」という気持ちの部分です。
たとえば:
「まだハッキリ決まっていませんが、手に職をつけて自分にしかできない仕事がしたいです」
「今はロボットに興味があるので、作る仕事に関われたらと思っています」
このように“今の気持ち”を素直に伝えるだけで、十分です。
例3:高校生活で頑張ったことは何ですか?
部活や生徒会だけでなく、日常の小さな努力でもOKです。
・毎日欠かさず提出物を出したこと
・苦手だった科目に取り組んだこと
・アルバイトで学んだこと
「自分は特に何もしていない…」と思っていても、話してみると意外と頑張っていることが見つかるはず。
それがあなたらしさです。
面接準備のポイント
本番で緊張しないために、今からできる“ちょっとした準備”
面接に不安を感じる一番の理由は、「何を聞かれるかわからない」「何を話したらいいか決まっていない」こと。
でも、事前にポイントを押さえておけば、落ち着いて“自分の言葉”で話すことができるようになります。
ここでは、面接前にやっておきたい3つの準備を紹介します。どれも、難しいことではありません。「少しだけ考えておく」だけでもOKです!
「なぜこの学校・学科を選んだのか」を言葉にしてみる
どんな面接でも必ず聞かれるのが、この質問。
なぜこの学校を選んだのか、なぜこの学科なのか――
これを、自分なりの言葉で話せるようにしておくことが大切です。
考え方のコツ:
「きっかけ」から思い出してみる
→「動画で○○を見て興味を持った」「オープンキャンパスで話を聞いてワクワクした」など、最初の気持ちを掘り起こしてみましょう。
「この学校でやってみたいこと」をイメージしてみる
→ 「実習が豊富だから」「資格取得のサポートがあるから」など、選んだ理由に“納得感”があればOKです。
難しく考えず、「なぜここに進学したいと思ったのか」を自分の言葉で話せれば、それが一番伝わります。
「将来やってみたいこと」をざっくりでいいから考えてみる
進路に関する質問でよくあるのが、「将来、どんな仕事をしたいと思っていますか?」というもの。
ここで大事なのは、“明確な職業名”を言うことではなく、自分がどうなっていきたいかのイメージを持っておくことです。
例:
「手に職をつけて、将来自分の技術で社会の役に立ちたい」
「ロボットや機械を動かす仕事に関わってみたい」
「今はまだ具体的ではないけど、ものづくりの現場に出たいという気持ちがある」
ポイントは、夢がはっきりしていなくても“興味の方向”を伝えること。
そのためには、進学後に「どんなことを学べるか」「どんな仕事に繋がるか」を、
学校パンフレットや先生の話から少し調べておくのもおすすめです。
「第一印象」は“あいさつ・表情・声のトーン”で決まる
面接では、「内容」だけでなく「第一印象」もとても大事。
特に、はじめの「入室〜あいさつ」の流れで、面接官に“この子とちゃんと話せそうだな”と感じてもらえるかが決まることもあります。
コツは3つ:
・元気よく「こんにちは」とあいさつすること
・イスに座るときに「よろしくお願いします」とひとこと
・話すときは、ゆっくり・はっきり・笑顔を忘れずに
声の大きさや表情は、緊張していても少し意識するだけでぐっと印象が良くなります。
鏡の前であいさつの練習をしてみたり、先生や家族に面接のマネをしてもらったりするのも効果的です。
さいごに
あなたの言葉で伝えることが一番大切
AO面接で合否が決まることを心配する人もいますが、私たち専門学校の先生が一番知りたいのは、あなた自身の“本音”です。
「自分には何が向いているのかまだ分からない」「でも、興味のある分野に少しずつ近づきたい」
そんな素直な気持ちが聞けると、先生たちも「一緒に学んでいけそうだな」と感じるものです。
もし不安なことがあれば、オープンキャンパスや個別相談でなんでも聞いてくださいね。
AO入試は、あなたと学校をつなぐ第一歩。気負わず、一歩ずつ進んでいきましょう。
本校では毎月2回オープンキャンパスを開催しています。
オープンキャンパスに参加すると選考料免除の特典がありますので、
参加してからAOエントリーすることをオススメします。