COLUMN
大阪電子専門学校コラム
次世代エンジニアへの道 ― ロボットコースの挑戦
2025.09.19
人×AI×ロボット 電子工学科 入試情報 保護者向け

目次
将来のキャリアと就職先
ロボットコースで目指せる代表的な職業
大阪電子専門学校のロボットコースでは、電子回路・センサー制御・プログラミング・機械設計を総合的に学びます。
学んだ知識や技術は、さまざまな業界で活かすことができます。
卒業後に就ける代表的な職業は以下の通りです。
①ロボット開発エンジニア
産業用ロボットや介護・医療ロボットの設計・開発に携わる。
②組み込みエンジニア
マイコンを使ったソフト制御を担当し、ロボットやIoT製品を動かす心臓部を作る。
③機械設計技術者
ロボットの骨格・機構部分を設計。CADや3Dプリンターを使うことも多い。
④保守・メンテナンス技術者
工場や自動化ラインで使われるロボットの点検や修理を担当。
このように、ロボットコースで学ぶ内容は「つくる」「動かす」「守る」と幅広く、未来の産業や社会に直結しています。
将来は、最先端の技術に携わるエンジニアとして活躍できる可能性が広がっています。
就職に強い!安心のキャリア実績
ロボットコースを卒業した先輩たちは、幅広い業界で活躍しています。
就職先には、みなさんもよく知っている大手メーカーや有名企業も多数あります。
例えば、電力インフラを支える 日新電機。
空調や環境分野で世界的に活躍する ダイキン工業。
家電・電子機器で有名な パナソニック関連会社。
通信やネットワークを担う NTT関連会社。
こうした企業で、ロボット技術や電子・電気の知識を生かして働いています。
安定した企業で専門性を発揮できることは、大きな魅力のひとつです。
授業で身につくスキルと社会での活かし方
授業で身につくスキルは社会で即戦力に
ロボットコースの授業では、ロボット製作の一連の流れ(アイデア → 仕様設計 → 加工 → プログラム制御)を企業との連携を通して実体験できます。
こうした学びを通じて、「ものづくりの流れ」を実践的に身につけることができます。
さらに、Arduino(アルディーノ)というマイコンを使ったプログラム制御も学びます。
これはロボットやIoT製品など、実際の企業でも幅広く使われている技術です。
授業で得たスキルは、そのまま就職後に活かすことができ、現場ですぐ役立つ力につながります。
企業との連携授業を通じて、社会で求められる実践力を身につけられるのが大きな特徴です。
将来は、設計や開発、プログラミング、メンテナンスなど、幅広い職種で活躍することが可能になります。
社会が求める“これからのロボット人材”とは
“ロボットは、電気・機械・情報の3つの要素が組み合わさって構成されています。
そのため、ハードウェア(機械設計・電子回路)とソフトウェア(プログラミング・制御)の両方を
理解できる人材が重宝されます。
さらに、ロボット分野は変化が激しく、AI・IoT・5G・自動運転など新技術と常に結びついています。
社会では「一度学んだら終わり」ではなく、最新技術を吸収し続けられる柔軟な人材が期待されています。
また、ロボット製作は一人で完結するものではありません。設計者・プログラマ・加工技術者などが協力して作り上げるため、
仲間とコミュニケーションを取りながら課題を解決できる力も必要です。”
“ものづくり”と“プログラミング”が将来を強くする
ロボットコースでの学びをより充実させるために、高校生のうちにやっておくと役立つことがあります。
まずは「工作やモノづくり」を経験すること。
身近な材料を使って何かを作ったり、分解して仕組みを調べたりするだけでも十分です。
もうひとつは「プログラミング」に触れてみること。
パソコンやスマホのアプリを使った簡単なプログラミングでも構いません。
「自分の操作でモノが動く」という体験は、学びの大きな一歩になります。
こうした経験は、入学後の授業を理解しやすくし、スムーズなスタートにつながります。
楽しみながら挑戦しておくことが、将来の成長にきっと役立ちます。
ロボットコースに向いている学生像
ロボットコースに向いているのはこんな人
ロボットコースは、こんなタイプの人にぴったりです。
まずは、手を動かしてモノを作るのが好きな人。
ものづくりの楽しさを感じながら、知識を形にしていけます。
また、プログラミングや機械、電子回路など幅広い分野に興味がある人。
複数の技術を組み合わせてロボットを完成させる面白さがあります。
さらに、問題に直面したときに、自分で試行錯誤しながら解決していける人。
挑戦を楽しめる姿勢が大きな成長につながります。
そして、チームで協力して作業することに前向きな人。
仲間と力を合わせることで、一人では作れないロボットを完成させる経験ができます。
さいごに
ここまでのお話を読んで、どうでしたか?
ロボットコースについて少しは理解が深まったのではないでしょうか!
大切なのは、「ちょっと気になる」と思ったら、まず行動してみることです。自分が夢中になれることや続けられることを見つけることで、進路の選択肢も自然と見えてきます。
先輩や先生の話を聞いたり、オープンキャンパスに参加して体験することで、学校や学ぶ内容のイメージも具体的になります。入試方法を知ることも、その一歩の一つです。
自分に合ったスタイルで挑戦し、「来てよかった!」と思える経験を、ぜひ大阪電子で作ってみませんか?
本校では、月に2回のオープンキャンパスのほか、平日にも随時個別相談会を受け付けております。
少しでも気になる方は、ぜひご参加をお待ちしております。