COLUMN
大阪電子専門学校コラム
かなりの現実派!? 手堅い職業!? 電気設備科学生インタビュー
2025.08.08
オープンキャンパス 人×AI×ロボット 電気設備科 学校生活 資格取得支援 就職支援

目次
はじめに
電設コースの学生たちの本音に迫る!
今回は、大阪電子専門学校の電気設備科で学ぶ5人の学生に集まってもらって、寒竹先生が取材を行いました。
この学科を選んだ理由や、日々の学びを通して感じていること、そして将来の夢まで、いろいろ話を聞きました。
かなりの現実派!? 手堅い職業!? 電気設備科学生インタビュー
電気設備科とは
電気設備に関わる幅広い技術を身につけることができる学科です。
第二種電気工事士の免許などが取得でき、卒業後は電気工事士、電気工事施工管理者、消防設備士など、
さまざまな専門職でのキャリアを築くことが可能です。コースは「電気設備コース」のみ。
経験豊富な講師による少人数制の指導で、資格取得をサポートします。
なぜ大阪電子専門学校を選んだのか
――電気設備科に入学した理由を教えてください。
M君
「私は高校時代にすでに第二種電気工事士の資格を取っていました。
さらにその上の資格である第一種電気工事士の資格も取りたかったのですが、
働きながら取るのは難しそうだなと思い、この学校に入りました。
電気工事士を目指したきっかけは、父が機械メンテナンスの仕事をしていて、姉も溶接をしているので、
じゃあ自分は電気にしようかなと思ったことです。高校に入学する頃には電気の道に進もうと決めていました」
U君
「正直に言うと、高校の時は将来のことはまったく考えていませんでした。
スポーツばっかりやっていて、進路もギリギリまで悩んでいました。
それで、絶対に食べていける仕事は何だろうと考え、電気工事士なら何かしら仕事があるだろうと思って、ここに来ました。
スポーツ選手は何百人の中から選ばれないといけませんが、電気工事士は何千人いても困らない。
安定してそうだなという直感で、この進路を選びました」
O君
「父が同じ電気設備系の仕事をしているので、自分もそういう仕事がしたいなと思い、この学校に来ました。
もともとは芸術系に興味があったのですが、芸術系の仕事はかなり不安定ですよね。
ただ、父からは、公務員のようなもっと手堅い仕事を目指せばいいのにと言われていますが(笑)」
Y君
「ひとことで言ったら、安定しそうというのが理由ですね。最近はAIの進化が早いじゃないですか。
それもあって、将来的にAIに奪われない仕事がいいなと思って選びました。
高校は工業高校の機械科だったので、電気にも少し触れたことがありました」
I君
「高校の頃、将来何になろうか悩んで父や祖父に相談したら、『手に職をつけろ』とアドバイスをもらいました。
それで建設系の仕事がいいかなと思い、いろいろ調べていくうちに、電気工事士の仕事を見つけました。
高校は文系の進路を選ぶ人が多かったので、電気工事士になりたいと言うと先生に驚かれました」
電気工事士の仕事は過酷!?
――電気工事士の仕事は大変そうですよね。
M君
「基本的にはエアコンが入る前の段階での作業しますからね。
夏は暑いし、冬は寒い。エアコンがついたら、仕事は終わりです。ほこりも多いし、クモの巣まみれになることもあります」
U君
「でも、みんなそういうものだなと思ってこの道に入ってきているんじゃないかなと思います。
少なくとも自分は覚悟していました。むしろ、もっとしんどいだろうと想像していましたし、実習も難しいと思っていました。
僕の高校はスポーツ系だったので電気の知識はまったくありませんでしたが、
先生が丁寧に教えてくれるので理解できるし、ついていけています」
ウエダ先生
「バイトですでに現場に入っている人もいるから、かなり実感がこもった感想が聞けますね」
O君
「僕の場合は家が電気工事の仕事なので、バイトというかボランティアですけどね(笑)。
人手が足りなかったら駆り出されます。ちなみに、過酷さは仕事の種類によっても違いますよね。
電気工事士と一口と言っても、仕事内容はかなり幅広いです。
建物内での作業もあれば屋外での作業もあるし、通信系の電気工事もあります。
分野の幅が広いので、資格を持っていれば食いっぱぐれることはないのがいいですよね」
ウエダ先生
「電気工事士の進路については、医師と似ているところがあるかもしれません。
医師になる人は医学部を出たあと、外科医になったり内科医になったり、自分の興味のある分野に進みますよね。
電気工事士も資格を取ったあとに、いろいろな進路が広がっています。
通信系、新築やリフォームの建築関係、消防設備関係、さらに道路や鉄道関係などもあります」
――仕事がなくなることはなさそうですね。
ウエダ先生
「そうですね。太陽光の設置の需要が高まればその工事の仕事が入りますし、その需要が落ち着つけばまた別の分野が出てきます。
そういった意味では、かなり手堅いかもしれません」
U君
「オール電化の家も増えてますし、これからは電気の時代だと思って、僕はこの道に来ました」
ウエダ先生
「『俺の考えた最強の仕事』みたいな感じ?(笑)」
U君
「そうです。自分の性格に合っていて、一番自分ができそうな仕事で、『これならなくならそうじゃね?』と思って選びました(笑)」
アットホームなだけが大阪電子専門学校の売りではない
――みなさんはなぜ、大阪電子専門学校を選んだんですか?
I君
「オープンキャンパスに来て、施設が広くて良かったことと、
先輩と先生が仲良く話している様子を見て、アットホームでいいなと思いました。
入学してからも話しやすい先生が多いなと感じています。
また、近くに祖母の家があって、ときどき立ち寄れるのも理由のひとつです」
Y君
「いろいろ検討しましたが、やっぱり施設がきれいで、カリキュラム内容も他校と比べて遜色ないというか、
むしろ良いくらいだったので、ここでいいんじゃないかなと思って決めました。
実家は三重ですが、きょうだいが先に大阪で暮らしていたことも決め手になりました」
O君
「私もいろいろ検討しましたが、ここが一番資格取得のバックアップが手厚かったからです。
将来、電気の仕事をするなら関連する資格がそろっていたほうがいいですから」
M君
「確かに、ここの資格は魅力的ですよね。
他の学校はどちらかというと電気工事というより『電子寄り』で、欲しい資格が少なかったということもあります。
あと、他校と比べて、大阪電子専門学校は若い先生が多いのも良かったです。
他の学校では卒業までいてくれるのか心配になる先生もいらっしゃったので……」
U君
「建物がきれいだし、立地もいいし、あとは直感で決めた感じです。僕、直感がいいんで!」
身体を動かす実習が一番人気!
――どんな授業があるのか、紹介してください。
I君
「王道は施工実習ですかね。器具をもって電線を剥いてつなげたり、電気工事士になるために必要な作業を学びます」
Y君
「やっぱり手を動かす作業は楽しいですね」
ウエダ先生
「ときどき言われたことと全然違うものを作る『芸術家』がいたりしますけど(笑)」
U君
「人の道具を間違えて使って、しかもどこに置いたかわからなくなる『リス』みたいな人もいますよ。
埋めたエサの場所がわからなくなるような(笑)」
M君
「救命講習の授業も印象に残っています。仕事柄、絶対に知っておいたほうがいいことなので。
あとは、ハンダゴテを使って基盤を作ったりも面白かったです」
U君
「最近は製図の授業も気に入っています。CADの使い方も覚えてきて、面白くなってきました」
――実習以外の授業はどうですか?
O君
「教えてくれる先生たちが個性的で、そこが面白いです(笑)」
将来はさらに資格を取って施工管理者になりたい
――みなさんの将来の夢を教えてください。
I君
「将来は施工管理の仕事をしたいと考えているので、その資格を取得したいです。
専門学校にいる間には取れないと思うので、就職して1~2年の間に取りたいです」
Y君
「施工管理技士になるところまではI君と一緒ですが、そのあとは電気設備の保守管理をする仕事をしたいと思っています。
そのためには電験三種(第三種電気主任技術者)という、めちゃくちゃ難しい資格を取る必要があります。とりあえず、それが今の目標です」
O君
「私は今は電験三種にはまったく興味がなくて(笑)。若いうちは身体を動かして現場で仕事をしていきたいと思っています。
基本的には電気工事士の仕事をしながら、施工管理技師の資格もいずれは取ろうかなという感じです。
いろいろな現場で経験を積みたいですね」
U君
「僕は幼稚園の頃から『ものを作る系の仕事に就きたい』というのが夢でした。
なので、いつか、何十年後になるかわかりませんが、施工管理技士として、ものすごく大きな建物の建設に関わりたいですね」
M君
「死ぬときに納得できるような生き方をしたいです。そのために必要な資格も取り、この道を選んでよかったと思える人生にしたいですね。
電気工事と施工管理の両方をやりたいと思っています。
決まった就職先がちょうど両方できるところなので、やりたいことが実現できそうで楽しみです」
――ありがとうございました!みなさん、夢に向かってがんばってください!
さいごに
大阪電子で素敵な学校生活を送ろう
いかがだったでしょうか?
いつも賑やかで学校の雰囲気を明るくしてくれる電気設備科の学生たちでした♪
みなさんもぜひ大阪電子で素敵な学校生活を送りませんか?
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ぜひ学校の雰囲気を体感しにきてください♪ご参加お待ちしております。
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寒竹泉美 氏
小説家・サイエンスライター
九州大学理学部卒業後、京都大学大学院医学研究科に入学。博士課程修了。博士(医学)。
2009年に講談社Birthから作家デビュー。小説、漫画原作、脚本などを手掛ける。
大学や研究所や理系企業など、科学やテクノロジーの最前線を取材するライターとしても活動中。