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大阪電子専門学校は創立72周年を迎えます

2018年10月04日

1.戦後の混乱期のなかで

大阪電子専門学校の前身である「大阪ラジオ電波研究所」は第二次世界大戦終結からわずか1年2か月後の
21年10月5日に大阪市阿倍野区の一角で産声を上げました。
学園創設者の木村實先生は今後、「科学時代」が必ず到来すると予見され、技術者の養成を志し学校設立の
第一歩を踏み出されたのです。

 

2.人技両立
創立者、木村實先生が最も大事にされた校訓が「人技両立(じんぎりょうりつ)」でした。
木村先生は、エレクトロニクスの分野のみならず世の中には、専門分野で大変優れている人は多くいるが、
人格的に問題があることで正当な評価を得られない人が少なからずいることを憂いていました。
だからこそ「人格の形成」と「技術の修得」が両輪の関係にあってこそ真の技術者になるとの思いから、
「文武両道」を参考に「人技両立」の校訓を打ち出したのです。

 

3.復興期を支えた技術
創立当初の大阪は戦禍の傷跡も生々しく、復興もままならない状況でした。
しかし、その後大阪はシャープ・松下電器産業・ダイキン工業などのエレクトロニクスメーカーが数多く勃興し、
戦後復興の原動力として、日本の産業を立て直す役割を担ったのです。
もちろん、創立者木村實先生の先見の明は的中し、大阪電子専門学校も数多くの技術者を社会に送り出すことで
戦後の電機産業発展に寄与したとものと自負しております。

 

4.学校法人設立 大阪電子専門学校へ
木村實先生が設立された学び舎は「大阪ラジオ研究所」から「近畿電波技術学校」と名称変更を経たのち
1965年3月に学校法人「木村学園」の設立認可を受けて「大阪電子専門学校」に改称されました。
76年には専修学校制度の発足に伴い、いち早く専門学校に認可されています。
これにより「大阪電子専門学校」は大学などではカバーできない、
自由で機動力のある教育現場としての「専門学校」の一角を担うこととなりました。

 

5.現在

現在、大阪電子専門学校は『電気設備科』『電子工学科』『情報エンジニア科』の3学科、全15コースを
有しています。

学生達は毎日資格取得・就職に向けて鋭意勉強中ですよ。

今後の未来を担うため、これからも頑張ってくださいね!!